Windows7が発売されてWindowsXPからの移行が急速に進むだろう

10月22日にWindows7が発売されて、どれだけの人たちがインストールしたかは定かではないが
発売前でもWindows7のシェアは、すでに2%となっています。具体的な数値は、下記のサイトより確認してください。
Market share : Windows 7 Breaks 2% Worldwide Share Prior to General Retail Availability


Market shareによると依然とWindowsのシェアは92%と高い。次いでMacが5%で他はUnixLinuxとなっている。
iPhoneも0.35%のシェアを取っている。iPhoneユーザの私もこれに貢献しているようだ。


OSのバージョンごとのシェアをみる限りでは、やはりWindowsXPが75%とダントツに多い。
Operating System Market Share
Vistaも18%となっている。ただしVistaにおいては、ダウングレードしたXPも含まれており不明確である。


さて、記事のタイトルにもなっている「移行が急速に進む」、これは間違いないと考えています。


第1の要因として考えられるのはハードウェアに寿命がきている点である。
WindowsXPが発売されたのは2001年11月16日。発売に合わせて買ったのはハードウェアはすでに約8年経っていることになる。
さすがに限界である。ハードウェアの低価格化などが進み、購入しやすい環境となったこともあり、移行が進むだろう。


第2にOSのバージョンです。
1990年 3.0 Windows 3.0
1992年 3.1 Windows 3.1
1995年 4.0 Windows 95
1998年 4.1 Windows 98
2000年 NT 5.0 Windows 2000
2001年 NT 5.1 Windows XP
2007年 NT 6.0 Windows Vista
2009年 NT 6.1 Windows 7
(参考:Wikipedia
Windows○○はバージョンではなく名称です。
気づくと思いますが、シェアを獲得したOSバージョンは「.1」のOSである。
資料がないので何とも言えないが、シェアが高いOSを並べるならば「Windows 3.1」「Windows 98」「Windows XP」があげられると個人的には考えています。
「.0」のバージョンは踏み台で、「.1」のバージョンは安定板であるのではないかと考えられ、普及していく要因の一つに考えました。


第3に企業内OSの存在とです。現在、企業内サーバーで使われているOSはWindows系では
Windows NT4」
Windows 2000 Server」
Windows Server 2003 / Windows Server 2003 R2
Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2
が挙げられます。
Windows NT3.5/3.51」「Windows NT4」 へ移行したユーザーは非常に多く、いまだに「Windows NT4」のシステムが稼働している場合が多いと考えられます。
これも第1にあげた要因と同様に、「Windows NT4」ハードウェアの老朽化が進み限界にきています。
また、企業内のシステムには、サーバー/クライアントなシステムが多く存在します。
そのため、システムのバージョンアップを行う際、最新OSの「Windows 7」をターゲットに開発を行うと考えられ、企業内クライアントが「Windows 7」への促進剤になるのではと考えています。



と、3つの要因を挙げてみましたが、どちらにせよユーザーは我慢の限界がきたと思います。
我慢というよりは「Windows XP」に飽きてきたのではないでしょうか?
もう見慣れた画面よりは最新のOSを使ってみたいという欲求が出てきたのではないでしょうか。


我が家ではすでにWindows7が動いていますが、皆さんもおひとついかがでしょう。
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